賃貸入退去時の豆知識 4.「気に入ったお部屋が見つかった時は…」



4.「気に入ったお部屋が見つかった時は…」

1.お部屋探しはタイミング

こんな言葉を耳にした事ありませんか?確かにタイミングです。しかし、タイミングばかりではありません。当社が、皆様にお伝えしたいのは、決断を焦らない事です。お部屋探しは、楽しくそしてマイペースで進めていく事が大切ですよね!ましてや、今やお部屋の空室率も高く、借り手市場なのですから、焦る必要はないのです。これは、人と人との出会いにも、同じことが当てはまりますが、「ビビッ!」とくるお部屋があれば、お申込みをすればいいのです。とてもシンプルです。
お部屋探しのご希望として、約8割のお客様がご希望される条件は、『家賃が安くて、設備充実、交通や生活の利便性に優れているお部屋』です。すなわち、これらの条件を兼ね備えているお部屋と巡り合った際には、多少決断を早めてもいいのかもしれません。まさに、男女の恋愛と同じですね。笑

2.お部屋を押さえる(入居申込手続き)


気に入ったお部屋があった際には、まずお部屋を押さえます。入居申込書に必要事項をご記入いただき、身分証明書、健康保険証(在籍確認のため)等を添えて、手続きをします。賃貸で繁忙期といわれる期間(通常1月~4月中旬頃まで)は、好条件のお部屋は、必然と競争率も高くなります。お部屋を見学中にも、他でお申し込みが入る場合が珍しくないのです。早い者勝ち!まさにその通りなのです。
お申込み手続きは、先でもご説明した通り、書面(入居申込書)を以て行います。弊社では、口頭でのお部屋止めは受け付けておりません。よくある「仮申し込み」「押さえ」は証拠が残らないため、他の不動産会社とバッティングした際にも、書面で意思表示された方が優先されるからです。お客様のために、原則として書面で行っておりますことをご理解ください。
また、入居申込書は、お客様の個人情報でもあるお名前、生年月日、ご勤務先等をご記入頂くとともに、連帯保証人、緊急連絡先のご記入もして頂いております。したがって、お部屋探しの前に、連帯保証人又は緊急連絡先となって頂ける方に、あらかじめ承諾を得ておく必要があります。一般的には、三親等以内の親族である必要があります。ご両親、兄弟姉妹、祖父母もこれに当たります。もし、何らかの事情でご親族がいらっしゃらない場合は、ご相談ください。また、連帯保証人・緊急連絡先を引き受けてくれる方にも、年齢等の制限がありますので、入居お申込み時にお気軽にご相談ください。賃貸保証会社へのご加入プランで『保証人無しプラン』をお選び頂き、審査が通れば、お部屋を借りられます。詳細につきましては、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。

3.入居審査について

入居申込書に沿って入居審査が行われます。通常、1~2日以内に『合否』の結果が出ます。審査の内容は、入居申込書提出の際に、身分証明書と在籍確認として健康保険証をお預かりし、コピーさせていただき、そのまま家賃保証会社へ送信します。ご本人確認の際には、指定したご連絡先へ確認のお電話が入ります。在籍確認等の審査が通過しているのに、ご本人確認ができずに、審査の承認が得られなかったケースもありますのでご注意ください。また、連帯保証人にも確認のお電話が入りますので、あらかじめ、連帯保証人となる予定の方へ承諾を得ておきましょう。

4.入居審査が通過後のスケジュール

(1)審査承認否認の連絡

入居審査が通過すれば、いよいよ『賃貸借契約の締結』です。不動産会社から「入居審査の承認」のお電話が入れば、その後のスケジュールを説明してくださいます。入居審査は、長くても1週間(契約者・連帯保証人との連絡がとれない場合)早ければ1日で結果が出ます。

(2)賃貸借契約前に重要事項説明

宅地建物取引業法第35条の規定に基づき、契約者(借主様)に対し、賃貸借契約締結前に、『重要事項説明』を行っております。これは、スタッフが誰でも行えるものではなく、宅地建物取引士しか行えない業務なのです。当社には、宅地建物取引士有資格者が3名在籍しております。お客様のご都合をお聞きして、日時を合わせて、約1時間ほどお時間を頂き、分かりやすく説明させていただいております。お店へお越し頂けない方は、IT重説にも対応しておりますので、ぜひご利用ください。

重要事項説明は、賃貸借契約書に記載されている内容の重要な部分を抜粋して記載されております。内容を十分に理解され、ご不明な点が残らない様、小さな疑問までお気軽にご質問くださいね。