エアコンクリーニング費って誰が払うの?(続編)



昨年9月に投稿した記事
「エアコンクリーニング費って誰が払うの?」
https://www.daiman-net.co.jp/blog/moveout/1638/

では、退去時のエアコンクリーニング費負担について記事にしたところ

たくさんのアクセス数があり、今も尚継続しており、実際に県内外を問わず、たくさんのお問合せを頂いております。

 

弊社は、エアコンクリーニング費について建物賃貸借契約書内の特約事項にこの様に記載しております。

「本物件内は禁煙とし、退去時にタバコのヤニが原因でハウスクリーニングでも除去できない汚れ(臭い)については、クロス張替えを実施し、その費用は借主の負担とする。また、喫煙が原因でエアコンクリーニングが必要となった場合は、借主負担とする。」

私の息子は、県外の学校へ通っており、今賃貸マンションに住んでおります。忘れもしない、昨年の3月、入居の際、エアコンを付けると何ともカビ臭い香りと、時折、埃らしきものが飛び交っておりましたので、歯ブラシとぞうきんを使用して、約2時間清掃しました。しかし、臭いは消えず、埃も飛んでくるので、管理会社へ相談しました。

「専門業者にエアコン内部洗浄してもらっていいですか?」と。

オーナー様に確認するという事で、ご連絡を待っていたところ、「オーナー様の費用負担で清掃して下さる事になりました」とご連絡を受けました。

翌日、電機屋さんが来られ、内部洗浄がはじまりました。清掃の一部始終立会ましたが、下に落ちてくる水は、真っ黒でした。

 

電気屋さん「結構、汚れてますね~」

私「うわっ!これって、入居前に絶対清掃されてないですよね。」

電気屋さん「はい、この様子だと数年」

 

みなさん、悲しいですがこれが現状です。

徳島の不動産会社さまでも、まれにこんな状態の時があり、同じく私が簡易清掃したことがありました。管理会社さん曰く「3ヶ月前に清掃したんですけどねぇ」って。

私「いや、室内もそうですけど、これは3ヶ月前に清掃した感じではないですよ」

 

けど、実際再美装もして頂けず、結局当社が自費で清掃業者さまを手配し、エアコン以外の清掃を一緒にがんばりました。

幸いにして、お客様は喜んで頂けましたが、エアコンについては、臭いもありましたので、管理会社さまへ条件を取付け、鍵を引き渡しました。

特にエアコンについては、入居時から汚れていたので、クレームがあれば内部洗浄等、柔軟に対応してもらうことと、退去時にエアコンクリーニング費を請求しないこと。

です。そもそも、この様な状態でお客様に引き渡そうとする、管理会社様及び、オーナー様のお考えは、理解に苦しみました。

 

この経験から、当社は故意過失によりエアコン内部が汚れている場合以外は、オーナー様の費用負担において、エアコンクリーニングを実施してもらう事にしました。

 

賃貸の管理会社は、オーナー様との良好な関係がなければ、入居者様とも良好な関係が築けません。一方通行な場合、誰かが不利益となります。当社が目指すのは「三方善し」です。

オーナー様のご理解 が良好な賃貸借契約を存続される上で一番重要だと考えております。今後も、当社の責務を果たし、地域になくてはならない存在を目指していきます。

 

【まとめ】

エアコンクリーニング費負担は、借主様である場合が多いです。国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に沿って判定すれば、オーナー様負担である事が望ましいと言えるでしょう。しかし、現状としては「借主様負担」という慣習が根強く、負担を強いられるケースが目立ちます。
仮に、エアコンクリーニング費を負担する事となった場合でも、ご契約時時ならば、金額を確認しておきましょう。多くの場合、金額が記載されていない様です。金額の記載もなく、去時に高額な費用を請求された場合(金額の妥当性がない場合)は、減額請求できる場合があります。これは、エアコンクリーニング費に限らず、ルームクリーニング費についても同じ事が言えます。

そもそも、管理会社が正しい知識をつけ、お客様ともっともっと真剣に向き合う姿勢があれば、ご契約時も退去時も、誰も不快な想いをしないと思います。賃貸借契約は、貸主様、借主様が当事者となる契約です。そして、当事者の円滑な関係を構築するのは、管理を担当している不動産会社の責務です。

今後も、今まで以上に、その事を肝に銘じ、責務を果たしていこうと思います。

お部屋探しユーザー様の新生活が素適でハッピーなものとなる様、当社は日々追求していきます。

 

 

投稿者/アドバイザー前田